【ゲーム家族】14.親子でどうぶつの森に暮らす

エッセイ

スローライフゲーム『どうぶつの森』のシリーズ最新作が、2019年にNintendo Switchから発売予定と発表されています。私も好きなゲームシリーズの一つで、Nintendo 64時代から楽しませてもらっています。

どうぶつの森(仮称) [Nintendo Direct 2018.9.14]

ニンテンドー3DSの『とびだせ どうぶつの森』を遊んでいたころは息子がまだ幼児だったこともあり、平日は息子を寝かしつけてから布団の中で寝落ちするまで、休日は息子の昼寝時間やテレビを見ている時など、育児の隙間時間にプレイしていました。

隙間時間プレイに3DSは最適で、本体をパタリと閉じるとスリープ状態になるので、すぐにプレイを中断・再開できるところがとても便利でした。

村長として過ごす『とびだせ どうぶつの森』はとても面白かったです。

特に公共事業を通して村づくりをするのが予想以上に楽しく、お金を貯めてはつぎ込んで充実した村生活を送っていました。ちょうどゲームに興味を持つ年齢になっていた息子がゲーム画面を覗き込んでくることもあり、そんな時は一緒に村生活を楽しんだりしました。

楽しい村ライフを過ごしていたある日、小さな変化に気づきました。

村の掲示板に「せ」とだけ書き込まれた投稿があったのです。

友人とネット経由でお互いの村を行き来することもあったので、その時に書かれたのだろうと思いましたが、あまりにも意味不明でなんとなく不気味に思いました。

その数日後に南の島へ虫採りに行くと、全ての木が切り倒され花は抜かれ、あるのは落とされたまま転がっているヤシの実だけでした。

貴重な収入源が断たれたことに愕然としましたが、ヤシの実と花を植え南国の回復を目指しました。

「何かおかしい」と思いましたが全てはゲームの中の話。大人としてあまり大袈裟に騒ぐのも何かなと現実世界では何もせずにいました。

次の変化はゲーム開始後すぐにわかりました。

村の木がほとんど切り倒されていました。

私の村には、私が寝ている間に息子という暴君が降り立っていたのです。

そこからは怒涛の破壊ラッシュと、それに抗い村を健全に運営しようとする私の闘いでした。

  • 息子:村のほとんどの木を切り倒す。→ 私:切り株を掘り起こし落ちっぱなしの木の実を植える。
  • 息子:花を抜きまくる。→ 私:花を植える。
  • 息子:村中を穴だらけにする。→ 私:一個一個穴を埋める。
  • 息子:手持ちアイテムをそこら辺に捨てる。→ 私:捨てられたアイテムを拾い集める。
  • 息子:完成間近の公共事業を中止する。→ 私:新たに公共事業を始める。→ 息子:持ち金全てを公共事業へ寄付してから、中止する。→ 私:ちょっと心が折れる。→ 息子:完成している公共事業を撤去する。→ 私:あきらめる。

息子は、私では思いつかない遊び方で『とびだせどうぶつの森』を楽しんでいました。私も今までとは違った遊び方ができ、大人げなく揉めたりもしましたがそれはそれで面白かったです。

『とびだせどうぶつの森』 は、息子が初めてみずから望んで触れたテレビゲームとなりました(それ以前にもXbox 360の『Fruit Ninja Kinect』や、メガドライブの『ストリートファイターIIダッシュプラスMD』に触れたことはありますが、あくまでも大人たちにその場のノリで勧められてよくわからないままプレイさせられたものなので、それはノーカウントです)。

夫は、息子のゲームデビューのさせ方に自分なりの計画があったらしく「最初はファミコンに触れさせて、歴史に沿ってゲームハードを順番に体験させたかったのに……」と、私が不可抗力で最新のゲームに触れさせてしまったことを今でも少し根に持っています。

私の村作りは理想通りには行きませんでしたが、息子と村を作ったという思い出ができました。 最新作でも一緒に村生活を楽しめたら良いなと願っています。


コメント