埼玉ゲームシティ小リポート・世の中は確実におっさんゲーマーに優しくなっている!?

イベント

埼玉の中心地で開催されたゲーム尽くしのイベント

遊んで学べる体験型ゲームイベント「埼玉ゲームシティ」が2019.3.2~3の二日間開催されました。

JR大宮駅そばの再開発地区“ソニックシティ”のオープン30周年記念事業となる本イベント。共催は「あそぶ! ゲーム展」などを開催している同県川口市のビジュアルプラザ“SKIPシティ”の運営企業、その他教育委員会公益財団法人やらが後援するガッチガチな産学布陣です。

行ってみた3日は生憎の雨。前日に屋外設営されていたドーム型エアートランポリン“スーパーマリオ巨大フワフワ”は残念ながらお休みでした(あってもまあ入れないのですが)。

実際にちゃんと見たのは、イベントステージと新作&人気ゲーム体感コーナーがある第1展示場(入場無料)と、第2~4展示場を使った「あそぶ! ゲーム展」の出張版(300円)。

それぞれがどんな感じだったかを写真をとともにざーっと紹介していきます。

新作&人気ゲーム体験コーナー

アートディンクのブース

2017年リリースのプレイステーション4用ソフト『A列車で行こう Exp.』の体験会が行われていました。俯瞰または運転手視点で走行する列車の映像は子供たちのハートをキャッチし、つねに長蛇の待機列ができていました。

セガゲームスのブース

セガのゲーム機“メガドライブ”の標準コントロールパッドで、当時の人気ゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』をプレイ……というアトラクション。

昔のゲーマーたちはコントローラーの大きさに苦戦しながらもがんばってゲームを攻略していた……ということが現代の子供たちにも十分に伝わっているようでした。

タイトーのブース

かつてのアーケードアップライト筐体を模した実機の3/4サイズの ゲーム内臓キャビネット“ARCADE 1UP”がフリープレイ状態(交代制)でズラリと置かれていました。待機列に並んでいた子供たちは当時のゲームをよく知らないはずなのにそれでも『スペースインベーダー』や『パックマン』に人気が集中したあたり、両作の時代を超えるキャッチーさを思い知りました。

一方、映画『ピクセル』の中でも大々的にフィーチャーされていたレトロアーケードの名作のひとつ『センチピード』は「『センチピード』を遊びたい人は先にどうぞ!」と待機列に呼びかけられるほどの不人気ぶり。おかげで私(gtozka)は待ち時間なしで2回も遊ぶことができました。

私の子供は、やはり待たずに遊べることにつられて『ランページ』をプレイ。プレイヤーキャラのコングが「人間を食ってる!」と驚いていました。

コルグ/DETUNEのブース

Joy-conを使ってリアルタイムでエレクトロニカなサウンドを作れてしまうソフト『KORG Gadget for Nintendo Switch』の体験会が行われていました。ブースで無料配布されていた漫画小冊子 「スーパー作曲ボーイ ガジェ太」(写真下)は、会場に訪れた子供たちのマストアイテムと化していました。

ステージイベント

本イベントの“協力”に個人として名を連ねているゲームライター・ローリング内沢さんが軽快に進行を務めていました。

全面撮影禁止だったので絵素材はとくにありませんが、3日に行われたイベントはほとんど観たという奥さん&子供いわく「どれも楽しかった」そうです。

以下、私も観たものの中から感想を。

『マインクラフト』実況

Dead by Daylight』がうまくておじいちゃんみたいに喋る人……との認識だったゲーム実況者柏木べるくら氏が爽やかに『マインクラフト』をプレイしていました。イベント中被っていた『Dead by Daylight』 のサバイバーのアイコンが描かれたキャップにささやかな反骨精神を見たような気がしないでもありませんでした。

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『ストリートファイターV アーケードエディション』eスポーツ選手とエキシビジョンマッチ

FAV gaming所属のsako選手が会場の対戦希望者とのハンディキャップ戦を難なく勝ち抜いていく流れの締めくくりにMCの藤咲彩音さん(でんぱ組 .inc)と対戦した際、右手をずっと上げたまま左手のみでプレイし途中クリティカル・アーツを出したりしながら1ラウンドも落とさず勝利しました。

ハイスコアガール」でハルオ君が大野さん相手にやろうとして途中でやめたやつじゃん! と家族で盛り上がりました。

あそぶ! ゲーム展 ステージ1:デジタルゲームの幕開け

ビデオゲームの黎明期タイトルが並ぶエリアの中でも人気が高かった『平安京エイリアン』(1980)。穴を掘ったり埋めたりする効果音に合わせて飛び跳ねる子供もいてゴキゲンでした。

テーブル筐体の『Gee Bee』(1978)に興じるシニアゲーマー2人組。天井の照明が反射して画面が見にくい相棒をアシストする姿にほっこりしました。

2015末~2016頭にSKIPシティで開催された「あそぶ! ゲーム展 ステージ1:デジタルゲームの夜明け」観覧時には調整中でプレイできなかった『DEATH RACE』(1976)をやっと遊べました。「逃げまどう人々を制限時間内に何人轢けるか?」というまあ酷い設定のゲームですが、ハンドル操作がもどかしくも楽しいシンプルな味わいでした。

コナミの横スクロールシューティング『スクランブル』(1981)は多くの少年たちの琴線に触れたようで、うまい人のプレイを食い入るように見つめる姿をよく見かけました。

それはそうとこの写真のシチュエーションどこかで見覚えがあると思ったら、まんま以下の漫画本の表紙でした。

後記・雑感

ゲームイベントとといっても皆が関心あるのはマリオマイクラシャドバあたりだろう……と思いきや大人子ども・レトロ最新を問わずゲームに興じる姿をあちこちで見ることができた埼玉ゲームシティ。

私自身が小学生の頃に遊びまくったアーケードゲームの筐体に平均身長低めな人だかりができているのを遠巻きに見ていると在りし日の自身をそこに重ねるとともに、テレビゲーム(筐体)というものは時代を超えて子供たちをワクワクされる何かがあるのかもしれないと楽観的に思えてきました。

また、こんな調子でゲーマー世代のトップがどんどん歳をとってどんどん社会的な決定権が大きくなっていくと、こういう感じのイベントがより趣味色を反映した形で開催されるようになってくるのでは……とも妄想します。

今回のイベントタイトルには“LV.01”と添えられていたので、さしあたり次回以降の開催をいち埼玉県在住おっさんゲーマーとして期待したいです。

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