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2018 東京ゲームショウ2018反省会その3・『Dead by Daylight』祭り!!

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“閉鎖世界の追いかけっこ”の新たな魅力を発見しまくりました

東京ゲームショウ2018”の個人的振り返り記事の3回目です。

過去回はこちら。

今回は仕事と直接関係のない、ただ好きなゲームに関する一連の出来事についてです。

そのゲームとは『Dead by Daylight』

男女隔てなく10代20代のゲーマーを中心に人気を集めている、強力な殺人鬼1人vs普通の人間4人で行うオンライン専用対戦アクションゲームです。

近年は芸能人・本田翼さんがゲーム実況でプレイしていたりして注目を集めている本作。私(gtozka)もプレイステーション4の日本語版リリースのタイミング(2018春)で始め、いまでもコンスタントにプレイしているタイトルの1つです。

そんな『Dead by Daylight』の試遊&開発者トークイベントがTwitchのブースで行われるとのことで一般公開日の2日間、空いた時間を利用してブースに足を運びました。

試遊ゾーンの待機スペースは2日間とも長蛇の列。早々に列に並ぶこと自体ができなくなるほどの盛況ぶりでした。

列の中には『Dead by Daylight』の登場キャラクター(殺人鬼から逃げる側の人間)のコスプレをした人の姿も結構な割合で見ることができました。

中でも際立っていたのが、植物学専攻の女子大生“クローデット・モレル”と、オタクな高校時代を過ごした会社員“ドワイト・フェアフィールド”のコスプレをしたカップル(?)。あまりのダサさに着ているだけで殺人鬼を煽っているように思われるドワイトの緑トレーナーのチョイスといい、写真撮影をお願いした時のお二人のキメの迫真顔といい、原作ゲームのファンに確実に伝わる完成度の高さを誇っていましたでした。

一般公開日1日目の午後には『Dead by Daylight』の名物ディレクター、マシュー・コート氏(下写真・左)のトークイベントが行われました。

話題は、東京ゲームショウ2018開催の少し前に配信が始まった新チャプター(殺人鬼と人間のキャラクターおよびマップがセットになった有料ダウンロードコンテンツ)“断絶した血脈”についてが多く、これといって驚きの情報はなし。内容は、各メディアのインタビュー記事で十分に振り返られるものでした。

一般公開日2日目には、前日マシュー氏のインタビュー取材を担当した編集者F氏が、取材後にマシュー氏から直接もらったというファストパスを譲り受け、ふたたびブースに向かいました。

私が『Dead by Daylight』を好きなことを知っていたF氏が「これを持っていけば試遊を優先してできるみたいですよ」と言ってくれたものです。

その実物がこれ。

「ちゃんと並んでいる皆さんには申し訳ないけどこれさえあれば『Dead by Daylight』の開発スタッフとともに新チャプターのマップを遊べるぜ!」とイベントスタッフに呈示したところ、

「なんですか、これ……?」

といった空気で思いきり不審がられました。このカードを持った私を大勢のスタッフが取り囲み、しまいにはカードの写真を撮って上層部に問い合わせる……という物々しい展開に本当は存在しないファストパスをそれっぽい感じで偽造して横入りしようとしている痛い人になったような気持ちになりました。

もう帰った方がいいかなと思い捨て台詞的に「Fさんからもらったんですけどね……」と言ったら、居合わせていた運営スタッフの反応が急変。「ああ、ファミ通さんの!!」となり、どうぞどうぞと試遊することができました(俊足スプリンター“メグ・トーマス”を操作し、無事脱出することができました)。

こうした一連の流れから、ファストパスはおそらくマシュー氏が現場にちゃんと話を通さないで勝手に作って勝手に配っていたものではないかとにらんでいます(笑)。

私がプレイしている最中、遊びにきていた奥さんと子供は、『Dead by Daylight』の開発スタジオ“Behaviour Digital”のスタッフAlex Lin氏(写真・左)と楽しくお話をして過ごしていました。

Lin氏は同スタジオでプロダクトマネージャーを務めるとともに、『Dead by Daylight』の登場キャラクターのひとり“ジェイク・パーク”の顔のモデルであり、殺人鬼のひとり“ドクター”のボイス担当でもあるとのこと。それを証明(?)するため“ドクターが板を倒されてひるんだ時の声”を実演してくれたそうです。

そして子供が「強いパーク(特殊能力)は何ですか?」といかにも小学生がしそうな質問をしたところ、人間側は“セルフケア(体力回復)”と“共感(負傷した仲間の位置の可視化)”、殺人鬼側は“苦悶の根源(人間が殺人鬼の位置を知る手がかりになる心音の有効範囲の拡大)”と答えてくれたそうです。

私の子供は、今年の夏休みの自由研究のテーマにしたほどの『Dead by Daylight』のファン。今回本物(?)のジェイク&ドクターに会えたことに大感激していました。Lin氏も「あなたたち家族と会えたことが今回の旅(来日)のクライマックスでした!」と後にもらったメールで語っていました。

過激なバイオレンス表現が満載の『Dead by Daylight』は本来小学生がプレイすべきではないゲームですが、ゲームのリテラシーが高い父親(私)の指導によって本作の“鬼ごっこ+隠れんぼ”としての楽しさに目覚めた……という経緯があります(「怖くて耐えられなかったらやめよう」と言ってプレイを観戦させたところ「映画みたいに何もできずに怖い話を見せられるのじゃないから大丈夫」と、なかなかたくましいことを言って慣れていきました)。

子供と記念写真を撮ってもらった後、私はLin氏に「あなたの国でも『Dead by Daylight』が好きな子供はいますか? もしいたら彼らは社会にどのように受け止められているのでしょうか」という質問をしてみました。

Lin氏は直接答えなかったものの、こんなエピソードがありますと屋外のゲームイベントで
『Dead by Daylight』を出展した時の出来事を話してくれました。

居合わせた人同士の対戦が終わると、その中のひとりが小学生くらいの子供でした。その反対側の席でプレイしていたのは地元の警官だったのですが、プレイ後、一緒にプレイしていたのが子供とわかると、ニッコリ笑ったんだそうです。

子供の健全な成長を阻害する可能性のあるコンテンツの扱いに気をつけることは社会を支える大人の大事な役目でもありますが、それを“一切の遮断”としてラクに処理せず、安全性に留意した上で受容の幅を広げていくことも結構必要なんじゃないかと思います。これはテレビゲーム産業が全体で取り組むべき問題でもあるのではないでしょうか、などと最後は強引に東京ゲームショウネタらしく締めてみました。

ちなみにこれは、『Dead by Daylight』の試遊者に配られたノベルティグッズ。あれから1カ月が経ちすっかり団扇のいらない季節になってしまいましたが、我が家では『Dead by Daylight』熱はまだまだ冷める気配がありません。

(東京ゲームショウ2018反省会・おわり)

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