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東京ゲームショウ2018反省会その2・こんなインディーゲームを遊びました

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愛しき小~中規模タイトルを100%個人の趣味でセレクト&紹介

東京ゲームショウ2018”の個人的振り返り記事の2回目です。

前回はこちら。

今回は「個人的に注目していたけど紹介記事を書けなかったインディーゲーム」をダイジェスト紹介していきます。

期せずして日本と台湾のデベロッパーのゲームばかりになってしまいましたが、ふと気が抜けている時には、自然とそっちを求めてしまうんでしょうね。

■Armchair Detective / ADV_angelist 

現在、序盤をプレイできる体験版がApp StoreやGoogle Play、ふりーむ! で配信されている尋問ザッピングアドベンチャーゲーム。ブースでは今回のためにわざわざ作ったという短編“TGS特別体験版”が出展されていました。

プログラム、グラフィック、シナリオなどあらゆる作業を大学生がひとりで行っているそうで、今回のためにも相当労力つぎ込んだんだなということが伝わります。本編の完成待ってますよ!

■ヴァリストレスナルト / スタジオシエスタ

1991年制作のX68000用シューティングゲームをチューニングして現代のゲーマーにお届けすると見せかけてやっぱりX68000用ソフトとしてリリースしてしまった珍品。現在少数限定パッケージが、レトロPC・ゲームショップ“BEEP”で専売されています。

本作を開発したスタジオシエスタは『トラブルウィッチーズ』シリーズや『ヴァルシュトレイの狂ひょう』といったアーケードゲームライクなシューティングゲームを手がけている実力派デベロッパー。代表の“近藤いな”氏によればまだまだとんでもないネタをいっぱい抱えているようで、油断なりません。

■TOKYO DARK -Remembrance- / cherrymochi

2017年にSteamでリリースされたサイコサスペンスアドベンチャーゲーム『東京ダーク』の、まさかのNintendo Switch版が公開されていました。パブリッシャーはUntiesさん、移植開発はメビウスさんという“ガチ勢”の布陣で今冬リリースにむけ制作中。新規シナリオや声優の大空直美さんによる主人公キャラのボイスが収録されるとのことです。ゲーム内の過激な設定や描写の修正指示は特になかったとのこと。任天堂の方針も本当に変わったんだなぁと思いました。

■OPUS 魂の架け橋 プロローグ / SIGONO

週刊ファミ通のクロスレビューのためコンソール版をプレイし、終盤の怒濤の展開にヒエ~となって高得点をつけざるを得なかった探索アドベンチャーゲーム『OPUS 魂の架け橋』。そのデベロッパーのブースでは、東京ゲームショウ2018開催のちょっと前に無料配信された前日譚(スマートフォン版)が出展されていました。衝撃の事実が明らかにされるでもなく短時間であっさり終わる内容でしたが、本編の「なんか寒くてつらいけどそこがいい感じ」がしっかり味わえるものでした。

■パニッシャー(裁決者) / Erotes Studio

台湾およびその周辺国であった歴史的事件を背景としたストーリーが展開する美少女ノベルゲームを制作しているメーカーの最新作。プレイヤーは台湾の調査局の副局長として国からのさまざまな任務をこなす。今作も、何か調査局絡みの事件がモチーフになっているとのこと(メモし忘れちゃいました)。

メディア・幹部・部下・金のバランスを上手に取りながら仕事を進めると、同居する愛らしい姪っ子との心温まるひとときを過ごせるご褒美が。リリース予定は2019年で、現在は体験版がGoogle Drive経由で配信されています。今回のゲームショウには日本国内版のパブリッシャーを求めてやってきたとのことですが、いろいろと気になる方は問い合わせてみては?

■虚無と物質の彼女 / Hojo Games

日本の地方都市……というか田舎町を舞台にした3DアクションRPG。某大手IT企業勤務のクリエイターが個人活動としてひとりで制作中とのこと。

舞台は高校とその周辺の地域。男女ふたりの高校生を主人公に、物語が展開します。ランズベリー・アーサーさん、伊達 朱里紗さんといった人気声優陣の演技が作品世界を彩ります。

ストーリーの中心となるのは、日常に侵食してきた異世界の住人(クリーチャー)との戦い。突如現れる非日常的な光景に静かな絶望感とピュアな中二ゴコロを刺激されます。聞けば作者は2011年の大地震の被災者とのこと。 本作には当時のエピソードは直接盛り込まれていない……とのことですが、ゲームを通して伝わってくる得体の知れない臨場感の正体が何となくわかったような気がします。

人物のモデリングはアニメ調ながら、背景オブジェクトのリアリティは高め。田んぼと田んぼの間の細い道を自転車で通学していた高校時代の空気感がよみがえりました。ゲーム自体はオープンワールド的要素もあるとのことで、2019年リリース予定の完成版では、街を延々と走り続けたいなと思いました!

■地獄調査官 樹神妖子 / NOMANA INTERACTIVE

迷路状に繋がっている1画面部屋を移動し、出現する敵と戦っていく見下ろし型アクションシューティング。ゲームシステムは試行錯誤中とのことで、出展バージョンでは『スプラトゥーン』ぽく画面を汚しながら遊べる『スマッシュTV』との印象でした。キャラクターも立っているので、今後の調整・ブラッシュアップが楽しみです。

同ブースには個人ゲームサークル“//commentout”さんの『常世の塔』も出展され、“かわいい女の子が主人公の2Dアクションゲーム広場”といった風でした(※正確には『常世の塔』のメインキャラは男の娘ですが)。

■くるぽん ポルク王子とポンコツの国 / 無責任商会

ガラケー時代から良質のゲームアプリをリリースしているとても責任感のあるデベロッパーさんの新作タイトルのひとつ。ゲームルールは『ぷよぷよクエスト』によく似ていて……というか『ぷよぷよクエスト』用に貸していたパズルゲーム部分のルールの権利の契約期間が満了したので自分たちのオリジナルタイトルとして作っているとのことで、何らやましいところはありません。キャラがかわいく操作感覚も快適だったので、正式リリースが楽しみです。

■陽春白雪 / RNOVA Studio

2018年冬に全世界配信が予定されている、台湾のインディーゲーム開発スタジオによるiOS/Android用リズムゲーム。オリジナル楽曲に乗せられた古典の漢詩(唐詩、宋詩、中華文学)の詞をテンポよくタップ・スワイプしていくという内容で、他のリズムゲームでは味わえない独特のゆったり感を得られました。

操作のバリエーションはこんな感じ。タップする必要がないノーツは、しても本当に何もおきませんでした。

ゲームを進めると、漢文学・中華文化を下敷きにしたストーリーが展開するとのこと。受験勉強の足しになりそうなならなそうな絶妙なバランスです。

次回(最終回)は「ライターというかいちゲームファンとして見て・経験して楽しかったこと」を書きます。“電子版・チラシの裏”です!

(その3へ続く)

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