» » 皆の心の中にあるレトロゲーム『カンフー・ポリス』のサントラCDが2018.520販売開始

皆の心の中にあるレトロゲーム『カンフー・ポリス』のサントラCDが2018.520販売開始

Pocket


ゲームレジェンド会場に「あのゲーム」が降臨!!

京都を拠点に活動する実力派サウンドクリエイター“Foilverb”氏が運営・プロデュースするチップチューン・エレクトロニカ中心の音楽レーベル“Last Parade Records”。

その最新アルバム「カンフー・ポリス Original Soundtrack」が2018.5.20にリリースされます。

 

先行発売の場所は、川口市民ホールフレンディア(埼玉県川口市)で開催されるレトロゲーム・マイナーゲーム中心同人誌即売会“ゲームレジェンド28”。サークルスペース5bで、CDとして販売されます。価格は1000円(ステッカーつき)です。

『カンフー・ポリス』に収録されている懐かしくも新鮮な全13曲を高音質で堪能できるということで往年のゲーマーは見逃せないアルバムですが、「そもそも『カンフー・ポリス』ってどんなゲームだっけ?」という方も少なくないはず。

 

というわけで、同アルバムを制作したミュージシャン“KAZEMASU(風増)”氏に、リリース直前インタビューを行いました。

 

上記動画の収録曲ダイジェストを聴いてもなお、どんなゲームだったかまったく思い出せない人は読むしかありません!!

 

「好きな音楽をやりたい!」という気持ちが架空のゲームサントラに

──架空のゲームのサントラCDを作ることになったきっかけは?
KAZEMASU氏  プロトタイプは、『星屑のダンガンチューンズ』(2015年リリースのiOS用弾幕リズムシューティングゲーム)に参加した時に作った曲です。これは単発で終わるはずだったのですが、昨年、Foilverbさんに彼のレーベル(Last Parade Records)に誘われたことで、掘り下げてサントラ化できるんじゃないかと思ったのが、きっかけです。
──KAZEMASUさんは現在、“囀り峠”というバンドのメンバーとのことですが、音楽性は今回のアルバムとだいぶ違っていますよね。
KAZEMASU氏  もともとギターロックバンドでドラムをずっとやっていて、打ち込み系の音楽を作ろうと思ったのは今回が初めてです。もともとゲーム音楽は好きだったのですが、バンド活動ではその趣味を前面に出す機会はありませんでした。
──ゲーム音楽はどのあたりから入ったんですか?

KAZEMASU氏 原体験は『アウトラン』です。中学生時代にはNEOGEO関連や、『かまいたちの夜』『聖剣伝説』とかのサントラを聴いていいました。
──『カンフー・ポリス』が想定している家庭用ゲーム機よりも高性能なサウンドを嗜んでいたんですね。
KAZEMASU氏 ファミコンもリアルタイムで遊んでいましたよ。ファミコンでは『くにおくん』シリーズの音楽が好きでした。

架空のゲームに真実味をもたらすためのエトセトラ

──サントラ収録の曲を作る過程を教えてください。
KAZEMASU氏 僕が作った基本的なデモをFoilverbさんに肉付けしてもらって、最後にエンジニアの Nichico Twelveさんにアレンジしてもらう……という流れで作っていきました。ふたりにはそれぞれ自由にイメージを汲み取ってもらいました。
──『カンフー・ポリス』という架空のゲームのイメージはどのようなもので、それはどのような形で共有されていたのでしょうか?
KAZEMASU氏 ゲーム画面のイメージは『星屑のダンガンチューンズ』の時から何となく浮かんでいました。世界観としては『イー・アル・カンフー』や『ジャッキーチェン』(ファミコン版)に近いですね。アクションゲームであることは何となく提示したのですが、細かい要素は伝えていません。
──サントラを想定する上で重要な部分をあえてフワッとさせていたと。
KAZEMASU氏 音楽を聴いた人に内容をイメージする空白を残しておきたかったんです。それぞれの『カンフー・ポリス』を思い浮かべてもらえたらそれが正解で、最低限キャラクターとストーリーだけ提示しておけば、イメージはみんなで共有できるんじゃないだろうかと思いました。
インタビューに同席していたFoilverb氏 「ステージ1はこういうストーリーで」みたいな、曲ごとのシチュエーションは説明してくれました。KAZEMASUさんにあえて確認はとっていないけど、僕は横スクロールのアクションゲームを想定して、(同タイプのゲームの代表格である)『ロックマン』のテンション感を持った曲として構成しました。
──そのあたり“阿吽の呼吸”で行けるのは強みですね。ちなみにサウンドの方向性は“ファミコン風チップチューン”と“ファミコンのハード性能準拠”のどちらでしょうか?
KAZEMASU氏 後者です。厳密には、サンソフトの一部のゲームに採用されていたカセット内臓音源(※SUNSOFT5B)を加えたサウンドをイメージしたものです。
──なんとマニアックな。
KAZEMASU氏 Nichico Twelveさんにアレンジパターンをいくつか聴かせてもらって、一番しっくりくるものを選びました。コナミよりも、サンソフトの感じが良かったんです(笑)。
──より『カンフー・ポリス』っぽさを追求した上での判断ということですね。
KAZEMASU氏 サウンド自体はいくらでも豪華にできるけど、架空のゲームの内容をイメージしてもらうには、実機で再現できるものであることは外せないと思いました。

サントラを聴いて画面が浮かんだゲーム開発者さんへの大事なおしらせ!?

──『カンフー・ポリス』のキャラクターイラストに漫画家の“あさいもとゆき”氏を起用されているのは、驚きとともに妙な納得感もありました。これはどういった経緯で。
KAZEMASU氏 この企画で音楽と同じくらい大事なのが、パンチのあるはっきりしたビジュアルです。当時実際にテレビゲームに関わる仕事をしていた方にお願いすれば、嘘から出た実(まこと)じゃないですけど、有無を言わせぬ“真実味”が生まれるんじゃないかと、当初から考えていました。
──その点、コロコロコミックで「ファミコンロッキー」を連載していたあさい氏は、まさに適任ですね。
KAZEMASU氏 実は……Twitter上でふさわしい絵柄を探していて目に留まったのが、たまたまあさい先生のイラストだったんです。
──え!? 「ファミコンロッキー」知らなかったんですか?

KAZEMASU氏 作品は知っていたのですがリアルタイム世代よりもちょっと下だったので、すぐには気づきませんでした。後に「ファミコンロッキー」を描かれた先生だとわかってダメもとでオファーしたら、まさかの快諾でした。
──言ってみるもんですね。
KAZEMASU氏 「架空のファミコンゲームのサントラで……」という趣旨の説明を送った時点で興味を示していただいたようで、すんなりと決まりました。
──実際に仕上がったキャラクターイラストを見ての感想は?
KAZEMASU氏 「このゲーム遊びたい!」と思いました(笑)。
──自分自身すでに虚実ないまぜの世界に入り込んでしまったんですね(笑)。サントラがリリースされさらに真実味が増していくと、『カンフー・ポリス』というゲームが実際にできてしまいそうな気もするのですが……そのあたりに関しては。
KAZEMASU氏 もちろん期待しています。ただ僕自身にはゲームを作るスキルや環境がないので、誰かに作ってもらいたいですね。
──「俺の中での『カンフー・ポリス』はこう」みたいな形で、いろんなゲームが発表されたら楽しそう!
KAZEMASU氏 二次創作的に作っていただけるのももちろん嬉しいですが、正式なオファーも受け付けてるので、興味のあるメーカーさん、デベロッパーさんはよろしくお願いします!(笑)

ゲームレジェンド28の次は、2018.6.1夜~6.3いっぱいまで開催されるWEB同人音楽即売会"BOOTH Festival APOLLO 08"で販売予定とのこと。イベント以降の常備通販については、レーベルのサイトをチェックしましょう。

■Last Parade Records公式サイトはこちら

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です