インディーズのバンド&ゲームがいい感じに融合した『POLTAの土星少年』・前編
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インディーズのバンド&ゲームがいい感じに融合した『POLTAの土星少年』・前編

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見どころ・聴きどころが多すぎるフリーiOSアプリ!

『POLTAの土星少年』は、2018.2月にドグマ出版からリリースされた、iOS用のフリーゲームです。

 

すぐる(福田 傑)とおなえ(尾苗 愛)の二人組バンド"POLTA"が、自分たちの歌をより遠くに届けるために旅をする……というストーリー設定の固定画面型シューティングゲームで、『聖飢魔II 悪魔の逆襲』(1986年・CBSソニー)、『マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー』(1989年・セガ)、『久保田利伸 Loving Power Game』(2015年・Loving Power Prejact)などの"実在ミュージシャンをプレイヤーキャラとして操作できるアクション系ゲーム"の系譜の作品です。

本作の概要をより具体的に説明すると、昨年数量限定で生産されたep盤があっという間にSOLDOUTとなったという「土星少年」を収録したPOLTAの2ndフルアルバム「LOVE TO DIE」(2018.1.17リリース)のプロモーション用に制作されたもの。

 

2018.2.27開催のリリース記念ライブまでにゲームをクリアーしておくと、会場で素敵な特典がもらえる……というキャンペーンにも活用されていました。

 

「土星少年」のPVはこちら。キャッチーでいてどことなく寂しげなサビに、ぐっときます。

ちなみに『POLTAの土星少年』のアプリ内にも、フルバージョンの音源が収録されています。

おなえが使う武器はギター。敵の攻撃を左右移動でよけながら、"エレキの矢"を弾き飛ばして敵を射落とします。

 

エレキの矢は1タップで飛ばせる代物ではなく、画面下部中央のコントロールパッド内で下方向にスワイプし、ドラッグ操作で飛ばす方向や射出の強さを決めてから離すことで、やっと飛んでいきます。

 

文字で書くと面倒くさそうですが、実際はおおむね下方向にピンピン弾いていれば、それっぽく遊べます。

 

エレキの矢は本数ストック制。ひとしきり連射したあとは、地面に落ちた矢を回収する必要があります。

ギターは、サポートキャラのすぐるが開くお店で買うことで増えていきます。

 

気に入ったタイプのギターの攻撃力を強化させたり、複数のギターを合成して、それぞれの特殊効果をかけわせて戦力アップしていきます。

 

ちなみに、ボスキャラ的な大きめの敵が登場するステージでは、クリアー時に稀にギターが手に入ることもあります。

 

ステージセレクト画面で親切にも(?)ドロップ率が表示されるので、コンプリート系に燃える人は、そういう遊び方もできます。

本作は基本的にはシューティングゲームなのですが、そのバックグラウンド・レイヤーでは"ホタルイカの養殖"が同時進行します。

 

敵を倒すと落ちてくる"ひりょう"を吸収することで、4つの鉢植えの中にいるホタルイカが成長。

 

一定以上の大きさになったホタルイカは、売りさばいでお金にするか、食べておなえの経験値にすることができます。

 

お金はギターの購入費および一連のパワーアップ代金として、経験値は体力(HP)の最大値を上げるのに必要……ということで、先のステージに進むためにはホタルイカを次から次へと育成&消費していくことが、ゲーム攻略のポイントになってきます。

 

ステージ数は全15。なのに、ステージ10以降の確認ウィンドウのステージ数表記が、ステージセレクト画面と違っているので、少し戸惑います。

 

最初は隠しステージでも仕込まれているのかしらと思ったのですが、ただ単にズレているだけのようです。

 

本作の開発者に尋ねてみたところ、それにはちゃんとした……というか、ちゃんとしていない……というか何とも言いがたい理由がありました。

 

メインのゲーム部分はちゃんとしていながらも、そういった部分でのアバウトな感じとか、不思議な魅力をもったビジュアル&テキスト世界だとか、若干壊れたバランス感覚がクセになる『POLTAの土星少年』。

後編では開発者インタビューを交えて、その魅力をさらに掘り下げます。

(つづく)

『POLTAの土星少年』App Storeページはこちら

(c) 2017-2018.POLTA, Dogmabooks

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