新作なのに幻のHUGAゲームコレクション・その2『ダウンカー』

Pocket


「隣のゲームは、もう見ない」をキャッチコピーとしたゲーム開発会社”HUGA(ヒューガ)”が、2017年9月下旬にクローズドなスタイルでリリースした3タイトルのゲーム紹介。今回は2回目です。

ちなみに1回目の記事は、こんな感じです。

『ダウンカー』は、見下ろし視点の画面構成による2Dカーレースゲームです。

レースといってもそのシチュエーションは大概ハチャメチャ。
自分のマシンはいつでも大ジャンプが可能だったり、ライバルカーや障害物に接触するとFUEL(燃料)が減り、0になるとゲームオーバーだったり、なんか飛ばして攻撃してくる巨大カーが進路に立ち塞がったり……といった具合に、昨今リリースされた『グランツーリスモ SPORT』や『Forza Motorsport 7』などのタイトルと、とても大枠で同じゲームジャンルとは思えません。

ゲームシステム面での大きな特徴は、”コースのスクロール方向が下向き”ということです。

なぜ上ではなく下なのか? ということを厳密に説明しようとするとおそらく本題に戻ってこれなくなるので深入りはしませんが、要するに”昔のPCのBASICプログラミングで、もっとも簡単にスクロールしているように見せられるのが、下からテキスト1行単位でせり上がっていくタイプのスクロールだった。本作ではそういういかにも素人くさいゲームの雰囲気を再現したかったから”ということです。

当時BASIC言語でゲームプログラムをしたことがある方でないとまったくピンとこないこだわりどころですが、かくいう私は、まさに同じ手法を使った下方向スクロールタイプのゲームのプログラムを当時のゲームプログラム投稿雑誌”月刊マイコンBASICマガジン”に投稿し、すでに旬を過ぎた低競争率のハード枠ということもありまんまと掲載された経験があるだけに、勝手に胸が痛みました。

グラフィックの想定機種は前回紹介した『エゼキエル』同様、MZ-700。しかもPCGユニット非搭載で、デフォルトの英数字記号しか表示されない、ケバくカラフルなアスキーアート風ということで、より尖鋭的なビジュアル世界を堪能できます。

ゲームテンポは、マイカーのスピードが180・240・300km/hのデジタル3段階ということもあって(?)快適。コース背景や、それにともなうギミックも目まぐるしく変化し、慣れてくると短時間で大冒険をしてる感を味わえます(カーレースゲームですが)。

レトロPCっぽさと、そんなハードで作ったしょぼいゲームっぽさを表現しつつ(※英字タイトルのスペルミスもその一環とのこと)、『モナコGP』や『バーニンラバー』といった往年の非シミュレータ志向のカーレースゲームのエッセンスを盛り込んだ、パターン学習型のアクション操作が熱いゲーム性を実現した『ダウンカー』。

先入観なしでプレイすると、すべての面がソリッドで斬新なゲームに思えるかもしれないので、機会が巡ってきたら、迷わず遊んでみましょう!

これらHUGAゲームの入手手段の最新情報ですが、先日都内某所で開催されたゲーム系トークイベントで、開発者がみずから参加者へのお土産として配布していました!

これでまたプレイ人口がちょっとばかり増加したわけですが、誰もが気軽に入手し遊べる状態にはまだ遠いと言わざるを得ません。

ひとまず今回の記事で、“世の中全体のHUGAゲームをやりたいゲージ”を1目盛りでも上げておきたいです。

(掲載時期は未定ですが、その3へ続く)

■ヒューガ公式サイトはこちら




Pocket