広大な群馬県が舞台のゲームアプリ『札ッシュ!! 上毛かるたGO!』の序盤をレビュー

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奥さんの実家がある群馬県に行った日の朝。

いつものように、県内トップシェア新聞・上毛新聞を読んでいると、ゲーム戦士的に気になる記事が。

すでに『札ッシュ!! 上毛かるたGO!』というスマホ用アプリがリリースされていて、そのさらなる普及に群馬県文化振興課および上毛新聞社がめっちゃ協力している、ということがわかりました。

上毛かるたとは、昭和時代に作られた、札の内容が県内のご当地ネタで固められたカルタのこと。
奥さんによれば、群馬県の小学生なら知らない者はいない“ソウル・カード”のようなもの、だそうです。

で、『上毛かるたGO!』がどんなものかというと、全44枚の絵札それぞれにゆかりのある県内スポットに実際に行くと、その絵札のデジタルデータをゲットできるという、スマホのGPS機能を利用したスタンプラリーゲームです。

『Ingress』や『ポケモンGO!』などの位置情報系ゲームのムーブメントに完全に乗り遅れていた私は、「いまこの時を逃したら、AR(拡張現実)から逃げ続けることになる!」と思い、すわアプリをインストールし、家族に提案して、データゲットの旅をすることにしました。

“札をさがす”モードにすると、位置情報機能で割り出された現在地が地図上に表示され、絵札ゲット地点を表すマーカーとの位置関係を確認できます。

各マーカー間は、とても歩いてでは無理がある距離なので、移動のメインは車になります。
運転免許証を持っていない私は、奥さんが運転する車の助手席で堂々のアプリ起動です(別に威張れることではない)。

地図は拡大縮小が可能。現実世界で向いている方向は、現在地アイコンの鶴の顔の向きで表されます。
なぜ鶴なのかというと……知り合いの群馬県関係者に尋ねてみてください。

絵札のマーカーに近づくと、だいぶ圏内ですよという表示が円形で表示されます。

いよいよ目指す地点に降り立ち(たいてい何らかの施設で、付近に駐車場があります)、目いっぱい拡大した地図で細かい地形を確かめながら進むものの、一向に反応なし。ていうか現在地アイコンが、本来いるはずの場所に動いてくれません。

不具合の原因は、アプリをタブレット(iPad)で起動し、位置情報をポケットWi-fi経由で送受信……というプレイ環境でした。この構成だと位置を大雑把にしか検出してくれないので、大詰めの段階で“詰み”になってしまうのです。

ならばと、あまり活用していないAndroidスマホにアプリをインストールすると(ユーザーデータはあっさり共有できました)、ここしかないだろうという場所に着いた瞬間、“ゲットモード発動!”的なボタンが表示されました。さすがスマホ。

ARモードでの絵札の発見&ゲットの大役は、「オレが! オレが!」としゃしゃり出る子供に譲りました。

手に入れた絵札は、あとで一覧で確認することができます。また、ゲット時には絵札の内容にちなんだガチな四択クイズが出題され、正解するとアプリ内ポイント“カル”が加算されます。

絵札を手に入れた時の達成感、そして、絵札ゲット地点に紐づいた施設を利用して「何だか楽しかったね」という気持ちになれる感じが、位置情報系ゲームの醍醐味なのかなと、少しだけわかった気がしました。

実際には、それぞれの絵札スポット付近の協賛店舗で、一定額以上買い物した時に貰える物理的なコレクション用カード(もちろん上毛かるたの絵札)を集めることとセットで、完結するもののようです。しかも、ゲット済みのデジタル絵札には“有効期限”があり、それを復活・延長させるために貯めたカルを使って……といった、込み入った要素が絡んできます。

運良く群馬県在住でいろいろ有り余っている方、あるいは「群馬県に1週間くらい滞在して車でぐるぐる回っちゃおうかな!」と考えている方は全制覇を目指してみてはいかがでしょうか……と気軽にお薦めしにくいのですが、群馬県内でのちょっとしたレジャーの動機づけには、おおいに利用できるでしょう。

いちおう、アプリ内で上毛かるたの対CPU戦も体験できます。
朗々とした文字札読み上げボイスと、絵札を取った時の「はいっ!」という元気な声を大音量で流しながら、まだ見ぬ(?)群馬県に思いを馳せましょう。

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■『札ッシュ!! 上毛かるたGO!』公式サイトはこちら




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