PC版『平安京エイリアン』のアーケードモードを先行プレイ・“刻の涙”を見ちゃったかも

Pocket


先日、リリース日が2017.10.3から2017.10.13に延期されたことが発表された、マインドウェアさん開発&販売の『平安京エイリアン』。
「さまざまな仕様追加につき」とのことで、開発現場の恐ろしいまでのライブ感が伝わってきます。

このたび、同タイトルに収録されている、1980年リリースのアーケードゲーム『平安京エイリアン』(販売・電気音響)を忠実に再現した“アーケードモード”をプレイする機会を得たので、当時近所の駄菓子屋ゲームコーナーで遊びまくった記憶をもとに、プレイの感触を紹介します。

ちなみに本作がどのくらい忠実に作られているかというと、「開発時に流用されたセガのアーケードゲーム『ヘッドオン』用基板を一からエミュレートし、基板由来のバグっぽい仕様まで再現している(マインドウェア代表・市川氏)」というほど。
レトロゲームをちょっと懐かしめればいいか、というユーザーの甘い考えとは別次元のこだわりぶりです。

使用するPCのスペックやコンディションによって実行速度に差は出るものの、イマドキのPCであればまず問題なく、オリジナルと同じテンポ感で遊べます。

穴に落ちたエイリアンが復帰する時の容赦ないスピード感、謎の1000点ボーナスが入る頃合い、エイリアンに食われた時の“キュッ”と吸い込まれる感じ、すべてにおいて当時の印象通りです。
すでにハイパーウェア(※『平安京エイリアン』のライセンスを所有する企業。現在は休止中)がディスアセンブルしていたバージョンをベースにせず、プレイヤーの感覚にこだわって作り直したのは、伊達じゃありません。

同一ステージで一定時間粘っていると、エイリアンが凄い勢いで増殖していき強制ゲームオーバーに持っていくフィーチャーも、もちろん再現。この時の辛い感じと、もっと浸っていたい感じが見事に昇華されたのが、本ソフトのメインの“平安京エイリアン3671”モードなんじゃないかと、勝手に思っています。

プレイしていてふと気づいたのが、当時とのプレイスタイルの変化。


かつてはこのように、十字路に穴を掘ってテリトリーをガッチリキープしていたのですが……

いまは、十字路の手前に穴を掘って、どこかにひとつ“抜け道”を作っておくのが、具合良くなっていました。
前者はエイリアンの動線重視のアグレッシブ・スタイル、後者はプレイヤーキャラの動線重視のディフェンシブ・スタイル……というとそれっぽいですが、要は、歳をとってラクをしたがり、生意気にリスク対策もするようになったということ。
攻略パターンにきっちりはめるタイプのゲームではなく、「おそらくこんな風になるだろう」という推測のもと布石を打っていくタイプのゲームなので、わりとその時々の人生観が、プレスタイルに表れるのでしょう。

ゲームオーバー後のネームエントリーをしている時、そういえばと思い出したのが、当時はゲームが終わっているのにキャラを操作できるのが嬉しくて、ENDゲート(入力確定)のチキンレースで遊んでいたこと。

1プレイにかける思いの大きさ、そのひとときのかけがえなさの感覚がゲームプレイによって蘇り、「俺は遠いところまで来ていたんだなぁ」という妙な感慨にふけりました。
そんな『平安京エイリアン』ですが、2017.10.08に東京・秋葉原 UDX CONFERENCE 6Fで開催されるイベント“第7回 マイコン・インフィニット☆X68000 30周年PRO-68K”にて先行プレイヤブル展示されるとのこと(どのゲームモードかはわかりませんが)。
展示・即売会の開催時間は10:00~15:00で、入場料は1000円。高校生以下は無料です。

当日、会場に無理なく行ける方は、ぜひぜひ。
■『平安京エイリアン』公式サイトはこちら



LICENSED FROM HYPERWARE / (C) Mindware

Pocket