物騒なバイクレースゲーム『Road Redemption』の製品版がリリースされて興奮が収まりません

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1990年代前半~中盤のPC・コンソール用にリリースされた、エレクトロニック・アーツ社の公道バイクレースゲーム『ロードラッシュ』。

ゲーム全体の挙動がちょっとイカれているのみならず、ライバルや白バイ警官と素手または武器でボコボコに殴りあえるなどのキャッチーな要素が、当時の一部のゲームファンにばかうけでした。
かくいう私も、以下のようなコラムを書いてしまうほど好きです。


以降、そのシリーズ続編はぱったりと出なくなり、たまに似た感じのゲームが出ては「うーん……違う……」とうなだれていたのですが、ついに「そうそう、これよ!」という精神的続編タイトル(自称)の製品版が2017.10.4、リリースされました。

『Road Redemption』は、2014年からアーリーアクセス版がSteamストアで公開されていた、独立系デベロッパー“Pixel Dash Studios”のオリジナルタイトルです。

「3DO版『ロードラッシュ』で味わった興奮を、現代の技術で僕たちなりに再現してみました」というコンセプトの本作、インスパイア元の基本的なゲーム性を再現しつつ、よりハイスピードで、より狂暴で、よりド派手なゲームプレイを楽しめるようになっています。

グラフィックの表現力が上がった結果、ゴア要素が強まるのは仕方のないこと(刃物を装備して攻撃すると、「デュラララ!」の登場キャラみたいなやつを即席で作れてしまいます……)。

“ただ残酷であれ”が開発者の主目的でないことは、「本当は(3DO版にあった)実写ムービーデモも入れたいっす」というピュア(?)なコメントからもうかがい知ることができるので、そこはまぁ、目をつぶります。


『ロードラッシュ』自体、当時のレースゲームにしてはかなりフリーダムな箱庭世界を実現していたのですが、本作ではさらに、コースの形状や障害物の配置、登場する敵の構成などが自動生成されるようになっていて、“ただこの世界が好きだから、走る”という側面が強調されています。

唯一残念だったのは、クラッシュ後の処理。何事もなく瞬時に最寄りのコース上に戻されるのではなく、途中でスキップできてもいいから、ライダーがむくりと起き上がり、フラフラしながらバイクを起こしにいく……という『ロードラッシュ』の様式美を再現してほしかったです。そこは開発者が嫌いだったのかな。

キャンペーンモードやクイックプレイモードだけでなく、オンラインマルチプレイモードもあります。
現時点では、赤組・青組に分かれてレース中のスコアを競い合うチーム対抗戦をプレイできました。

おそらく『ロードラッシュ』的なゲームが好きであろう人々と、地獄のツーリング・タイムを共有できるというだけで嬉しくなります。
そんなゲーム知らないという方も、イカの某対戦ゲームが好きであれば、イカもバイカーもさほど変わりないので、楽しめるでしょう(間違った誘導)。

価格は税込1980円。ちなみにSteamでは、2017.10.12まで10%オフのセールをしているようです。
アプリケーションデータは約2.5GB。PCの要求スペックは、メモリが4GB RAM必須ということ以外さほど高くないのもいいですね。

……とはいえ内容が内容だけに、誰にでもおススメできるタイプの作品ではないことは、さすがに承知しています。
とりあえず、以下のスクリーンショットを見て「おっ(ハート)」となった方だけ、購入検討を。

■Steam内『Road Redenption』ページはこちら

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